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装丁イラストレーション塾にいってきました。 その3

鈴木成一さんの装丁イラストレーション塾 3回目です。

もう半分以上終わってしまったなんて!全5回なんてあっという間です。

今回は荒俣さんの本がメインテーマでした。
あの荒俣さんなので、どんな作品がでるのか・・・鈴木さんもわくわくしてたみたいです。

私は、前回の作品を描き直したものと
荒俣さんのラフを持っていきました。

提出したラフはこちら

20120325.gif

顔は荒俣さんだけど体は筋肉質。
荒俣細胞と称して、小さくて機敏な荒俣さんがうにゃうにゃ動いてる絵を描きました。
描けば描くほど顔が似てきて、描いてて楽しかったです。
けど、細胞って説明しないと解り辛い・・・とご指摘いただきました。たしかに。

もしこれが「仕事」として依頼されたものだった場合
自分のテイストにあっているかどうか判断して
断ることも大事。
荒俣さんの本は、たぶん私の絵ではない?ような気がしたので
今回のラフで終わりにしようと思ってます。

他の方の絵も面白いものがいっぱいでした。
たくさんの荒俣さんが何かしてるところ
線画でリアルにかかれた荒俣さん
脳を表現した絵
荒俣さんの肖像画(色使いが絶妙でした!)
毎回他の人の作品を見るのはほんとに楽しいです。

さて、私の作品に戻って
もうひとつの描き直しのものは
黒が強すぎてちょっとイメージから離れてしまいました。
他の案もいただきましたが、だんだんと解らなくなってきてしまったので
次回はお休みして時間置いてみようかなぁと思ってます。


装丁画って難しいなぁってしみじみ。
そのまま描いてもダメなんだよな・・・

今回の講義でなるほど~となったのは

「私」を鍛えること。

どこかに行ったり、何かを見たり読んだりしたとき、
他人には無い独特の感受性を持つこと
他人をもまきこんでしまうものの見方をすること
それがスタイルとしてのおもしろさに繋がる
絵を通して「私」の解釈のおもしろさを伝える
その絵を見た人が興味を持って描いた人本人に興味を持つようになる・・・
あわせて、アイディアはあってもそれを絵で表現する力も必要。

なんだか
そのままを描くことしか出来ない自分が
とてもつまらない人に思えてきました。
出不精なのはやっぱりよくないな・・・
もっと出かけてイロイロ見て刺激を与えないとなぁ

次回はもう1作品の装丁画です。
実はもう1案完成しました。けどもう少し描き込んでいく必要がありそう。
この本が一番私の絵にあってるかもなぁと感じてます。

装丁塾の課題を毎週毎週やりはじめて
描けば描くほど自分の絵ってやつが
わからなくなってきていたのですが
ここにきて、これ?かな?と思う糸みたいなのが
見えてきました。まだかすかだけど。

もっと
もっと
もっと描かなくては!


メモ
唐仁原教久
金子真理
金子恵
ホセフランキー

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