- 2009年5月 8日 02:16
原田治さんの講義でした。
業界のこと、イラストレーターのこと、アートとの違い、心構えなど いろいろためになるお話を聞けました。
詳しい話は講義を受けてる特典としてふせておきますが
心に残ったことを書き留めておきます。
イラストレーターの個性 とは 画材や表現の方法など絵の上での個性ではなく
どのジャンルに精通しているか、が個性になる
たとえば小説の挿絵であれば、時代小説が好きで侍の絵なら得意!とか
実はてっちゃんでマニアックな鉄道のイラストならまかせといて! みたいな
「illustration」とは日本語で「図解/説明図」のこと
アートとは違うんだなぁって改めて実感しました。
小説家は「歌手」
挿絵家は「三味線ひき」
主役は小説です。
小説の挿絵のお仕事をしたい人はとにかく本が好きでなくてはならない
出版社が望むのはいい絵ではなく
小説にそくした絵。
挿絵家に必要なのは本を読む読解力。本を読むセンス。
ということで
まずは自分のジャンル決めをしなくては!と感じた
私の好きなジャンル・・・
挿画を描くとしたら 川上弘美さん いしいしんじさん 角田光代さん の絵を描いてみたい...
どういうジャンルだろうか?
あとは・・・暮らしの手帖とかクウネルとか自給自足みたいな挿絵・・・
自分の方向性を決めることはイラストレーターへの近道だそう。
自分との会話を楽しもうと思います。
次回の課題は自画像だし。B2サイズの・・・!
あと、原田さんはとても物腰柔らかなダンディおじさまでした。
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