- 2008年7月27日 11:19
- 日記
新東京美術館
エミリー・ウングワレー展
-アボリジニが生んだ天才画家-
http://www.emily2008.jp/
に行って来ました。
すんごいよかった。
とくに気に入ったのが点描の作品。
宇宙のようでもあるし、細胞のようでもあるし、光のうつりかわりのようでもある
新印象派のようでもあるし、屏風画のようにもみえる
子供が描いた落書きのようにも見えるけど、
ひとつひとつに不思議な力がやどってました。
オーストラリアの大地とともに生きてきた人だからこそ描ける絵なんだなぁってしみじみ感じました。
色使いもとっても鮮やか。はっとするような原色。
自由で踊っているような印象をうけました。
そして面白いのが上下左右の観点がないというところ
キャンバスを大地にそのまま置いて、いろいろな方向から描いていくため
どこが上でどこが下なのか、決めてないそうです。
キュレターに一任しているので図録とは異なる展示の場合もあるそうです。
頭で描くのではなく心で描いてるんだなぁ
エミリー・ウングワレー展 おすすめです。
でも・・・28日(月)までです。
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