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絵をかくということ その1

  • Posted by: kanae
  • 2008年6月24日 10:08
  • 日記

やっぱり絵が描きたい!と思い、会社をやめて2年目に入りました。

まだまだ仕事にはなっていませんが、まったく見えていなかた自分の方向性とか、とりまく現実は見えてきたような気がします。まだぼやっとしてますけど。迷路みたい。

この2年で何回か絵をかくことに行き詰ったことがありました。
でも、私はこれでいいんだ!と自分を勇気付けるきっかけになったことが2回ほどあったので
忘れないうちにメモしておこうと思います。

その1 黒澤明の絵コンテ

会社をやめてまもなくだったか、やめる前だったか覚えてないんですが
六本木ヒルズであった黒澤明の展覧会にいきました。

ぺらぺらの紙にクレヨンで描きなぐったような絵コンテ。
雑ではあるんですが、その力強さに圧倒されました。
黒澤明が描きたいもの、黒澤明の強い思いが、ぺらぺらの紙やクレヨンの筆跡から感じとれるような気がしました。
そもそも飾るために描いたわけではないはずなのに、額に入れられた絵コンテの1枚1枚が絵画のような存在感があり、意思を持っていました。

そのころ、わたしは久々に絵をかきはじめたばかりで
昔、得意だった水貼りもうまく出来なくて、画材も何を使ったらいいのか迷っていました。
絵を描きたいと思っているのに、画材で悩んでいたんです。
黒澤明の絵コンテを見て、画材じゃないのかも・・・と思いました。画材なんて描いてくうちに自然と自分にあったものがみつかるんじゃないかな・・・と。

今から考えると、バカみたいなことで悩んでたんですが、黒澤明の絵コンテにわたしは助けられたような気がしました。

その2につづく

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