- 2010年2月11日 11:53
- 日記
昨夜、村上春樹さんの「ねじまき鳥クロニクル」を読んでいて
どこかのページのどこかの文章が
わたしに、はじめて海をみたときのコトを思い出すきっかけになった。
山育ちだったので海は遠い存在。
テレビで見たことはあっても実際にその場にたったことは無かった。
はじめて砂浜に足をおいたとき
はじめて横一直線にひろがる地球のラインをみたとき
はじめて塩の香りを鼻いっぱいすいこんだとき
すっかり忘れていたのに
どこかの引き出しから
そのときの情景がざーって流れてきた
なんで、あんなに感動したことを忘れていたんだろう?
はじめて見たものや
ふれたものを思い出すのは
とても大切なことなのでは?とふと思いました。
あの時の自分に近づけた一瞬でした。
そうそう
ねじまき鳥クロニクル
これから死にむかう若い兵隊が、はじめて海をみたときのことを思い出したシーンだった気がする。
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