- 2009年12月20日 17:29
- 日記
お世話になってる版画教室では
振り子時計がボーンボーン...と赴きのある音をたてて時間を知らせてくれます。
振り子時計、いいなぁ
と思ってなんとなく探してました。
いいのが見つかったら買おうくらいの軽い気持ちで。
そして、出会ってしまったのです。
大正生まれの振り子時計。
我が家のテーマは「昭和」なのですが 、いい塩梅でなじんでます。
穴が二つあいていて
左の穴は振り子のゼンマイをまく穴
右の穴は針のゼンマイをまく穴です。
最初、どちらも時計まわりに回すものとおもって
左穴をまわし、右穴をまわそうとしたら、固くてまわらない。
あ、まわしきってるのだな、と思ってそのままにしていたら
振り子時計が止まってしまいました。
でも、実は右の穴は左巻きだったんです!
現在は調子よく動いてます。
ちょっぴり時間を刻むのが早いですが、ノンビリ屋な我が家にはいいかも。
5分前行動がとれています。
なにより規則的な音と1時間ごとになるボーンボーンボーン・・・という時報がたまりません。
タイムスリップした気分になります。
時報は時間によってなる回数が違っており、
3時ならば3回
12時ならば12回
なります。
時報の10分前くらいに
「さぁ そろそろなりますよぉ」といったぐあいに
ジィイイコ と内部で準備をする音がします。
とても気に入ったので
「ときさん」
と名前をつけました。
今回、ときさんが動かなくなってしまい
自分で治せないものかと、いろいろ調べていて
面白い記事をみつけました。
最近の子どもは「時計まわり」の意味が分らないというのです。
それは、時計がデジタル表示になってしまったため
時計の針がなじみの薄いものになってしまっているからだそうです。
こどものころ時計回りといえば右回りと覚えたものです。
なんだかその記事を読んでさびしいような心持になりました。