- 2009年7月 5日 05:59
安西水丸さんの講義でした。
イメージしていたのとちょっと違ったかたでした。
なんというか・・・よい意味でイラストレーターさんだなぁって印象。
目がほんと水のように静か。でもなんかたくらんでるような目。
講義の内容は
自信作の講評でした。
わたしの絵をみて、こういう絵はなかなか使ってもらえないこともあるから
まずはモノクロで描いて、本の挿絵に使ってもらうのがよいかもしれない、とのことでした。
ご自分で「結構いいアドバイスしてると思うんだけど」って言ってました。(笑)
さて、今回も心に残ったことを書き留めておきます。
自分以外のイラストを見ること
いろんなイラストレーターの作品をみて自分のポジションを知る
イラストレーターは独学
絵を見て「あ、●●さんの絵だ」とわかるような絵を目指す
イラストレーターに依頼する側のことをよく知っておくことも大切
仕事の過程、編集者、デザイナーのことを知っておく
自分の絵はこんな感じで使えるなぁと考えて描く(提案)
仕事をする人間としてのマナーも大切
本気にならないとイラストレーターにはなれない
本気になればイラストレーターになれる
友達をつくる
自分の仕事につながる環境をつくる
金脈のないところを掘っても金はみつからない
普遍的なイラストを目指す
静かで、最後にジーンと心に残る絵を目指す
トンチンカンな意見には耳をかさない
見た人が楽しめるような絵
絵のリズム
好きな作家がいたら真似る
学ぶ=真似る
イラストレーションは仕事と結びつかないと意味がない
すべての責任は自分にある
金持ちになりたかったらイラストレーターにはならないほうがいい
楽しく人生をおくりたかったらイラストレーターになったほうがいい
やってみなくてはわからない
前向きに
またこの人と仕事をしてみたいなぁと思わせる魅力がいる
一線で活躍している先生方のおっしゃることは
けっこう重なることが多くて ピックアップすると
●とにかく絵を描く
●描いた絵は人に見せる
●友達をつくる
●環境をつくる
うん。がんばろう。
それから
イラストレーターはお金にならない・・・ような意味合いのこと
でもいいんです。
10万円のウェブデザインの仕事よりも
1万円のイラストの仕事してるときのほうが
私は幸せです。
そうそう
安西さんはCHIPPEWAをはいていた。(たぶんCHIPPEWA)
イラストレーターをやってるひとは若い。
これも一貫して言える。
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