- 2009年5月22日 09:11
飯田淳さんの講義でした。
「見て描く」
B4サイズの画用紙に
対象を見て描く授業。
最初に、対象を見るだけで手元を見ずに描きました。
どう描いているか手元を見ながら描くと、脳で構成をしてしまうため
作られた絵になるそうです。
見ずに描くと、いつもと違ったラインが出てくる
私の右手は脳と、今までの経験や知識に操られてたんだなぁって感じました。
いつもと違う部分の力?を使うことがトレーニングになるそうです。
左手で描くのと似てるのかな?
さて、今回も心に残ったことを書き留めておきます。
まず面白い!って思ったのは
同じ条件で描いたはずなのに、線の濃さがさまざまであること。
まるで指紋みたいだなぁって感じました。
そして、今回の授業で 絵 という漢字のことを考えた。
絵 って二つに分けると 糸 と 会 に分かれます。
「糸と会う」
心地よいラインと出会うということなのかな?って思いました。
飯田淳さんが「これは傑作だ!」といった作品は
それは魅力的なラインでした。
漢字っておもしろいな・・・
授業のあとにまた作品を見てもらったのですが
わたしの曖昧な部分を見透かされました。
わざとごまかしている部分にわざとらしさが感じられる・・・
レイアウトなどにはやっぱりキレイと思われる構成があるわけで(黄金率みたいな)
わざとそれを崩して、違った絵を描いてみるのもよいかも・・・
空間をただあけるのではなく、意味をもたせるなど・・・
・・・自由さがないのかな?素直さがないのかな?考えすぎてるのかな?もう少し考える必要があるのかな?
ちょっと難しくて「う~ん?」となったのですが、なんとなく捕らえれたポイントポイントをふまえていっぱい描くのが一番だと思います。
絵についてのコメントに正解とか間違いは無いと思うから。
今回言われたのも、とにかく描きなさい、と。
毎日30分でもいいので描くとよいと。
今年1年間で100枚スケッチを描くのもいいと。
耳にタコができそうですが、そういうことなんだと思います。
描くぞ。
- Newer: 葉山の小道 100選
- Older: お母さんカレー No.090518