昨夜、鈴木成一さんの装丁イラストレーション塾に行ってきました。
あの鈴木さんに絵を見てもらえる!とあって
ぶ厚いポートフォリオと原画を10枚くらいもって臨みました。
初日でしたので、これからの進め方と受講者の作品合評がメイン。
ほんとうに様々なイラストレーターの方が揃っていて
似たようなテイストの人はいなかったんじゃないかなぁと思います。
中には10年以上のキャリアのある方も。
それぞれの絵を見ていただき、丁寧にご意見をいただきました。
他の方への意見もとても勉強になった。
わたしは、いろいろな作品を持って行き過ぎたようで
「ま~いろいろとあるね」と一言。
方向性に迷いがあったので、最近の作品から過去に描いたものまで
気に入っている作品はぜんぶもっていったのです。
それが仇?になったみたい。
あまりにもいろいろな絵があると、印象が薄まって、
ぜんぶの作品を見たあと忘れてしまうんだよ、と教えていただきました。
とにかく描いて描いて描いて
残ったものがその人の世界になるのだと。
他人の影響が残っているうちは弱い、とのご意見でした。
何を描いても「こうのかなえ」の絵とわかるように・・・
描けば結果が出るのか?・・・そういうことではないけど
描かないと結果には繋がりません。
自分の世界を出せるように描き続けるしかないのですね。
5回という短期の塾ですが、
自分の世界を統一させていくと共に殻を脱ぎ捨てるような気分で冒険をしてみよう!
そんな風に思わせてくれる時間でした。
3月死ぬ気でがんばるぞ!
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