- 2009年11月17日 10:43
大西重成さんの講義でした。
大西さんは北海道の広大な土地で
シゲチャンランドという私設美術館をつくっていて、
雪の降らない季節に開園しているそう。
http://www9.plala.or.jp/wl-garden/shigechanland/index.html
北海道の緑の中に赤い小屋が点在していて
中にはジャンク物でつくったオブジェがいっぱい。
キラキラ光る目をした生き物たち。
大西さんが命を与えた生き物たち。
北海道出身で東京にでて働いていた大西さんが
ある時、本屋さんでハワード・フィンスターの「パラダイス・ガーデン」と出会った。
ハワード・フィンスターさんは牧師さん。
たった一人で広大な庭に、ジャンク物で寺院・教会・ボトルタワー・天使の像等が溢れかえる庭園をつくったという。
その出会いをきっかけにシゲチャンランドを作ることにしたそうな。
「ぼくはねぇ物が捨てられないんだよねぇ 捨てようと思っても、ちょっと目とか鼻とかつけちゃうと愛着がわいちゃって...」と楽しそうにお話されていた。
生きるものとして目をそそいで命を与えてしまうんだとか。
人間すらゴミのように扱われてしまうことがあるけど、ゴミじゃないんだよ、とおっしゃっていた。
都会にいると、人が多すぎるせいか?情報が多すぎるのか?許容量の少ないわたしは腐ってしまいそうになる。都会は混乱してると思う。
情報化しようとして逆にごっちゃごっちゃになってしまったような...
方向が見えなくなって自分を見失って他人に対する思いやりが欠けてしまう。そうすると人をゴミのように扱ってしまうのかもしれない。
大西さんと話していると、人としての暖かさを感じました。
ぐだぐだ書いたけど
とにかくシゲチャンランドに行きたいのです。
阿寒湖近くにあるそうです。
寒そう...