- 2009年6月12日 23:17
和田誠さんの講義でした。
いろ~んなことをされていて、有名な方のためか、いつもより聴講生が多かったように思います。
内容は事前に質問を紙にまとめておいてその質問に和田さんが答えるという形式。
話がめっちゃ面白くて、気がつくと時間がすぎていきました。
和田さんはキャプションに「イラスト」と書かれるのがキライらしく
「イラストレーション」としてほしいそうです。
「イラストはパンストに(響きが)似ている」のが理由らしい。
さて、今回も心に残ったことを書き留めておきます。
「オレのイラストを使ってデザインするときはオレがデザインしたものが一番だと思ってる」
なんかすごいかっこいいって思った。
イラストレーターってデザイナーまかせな部分もあると思うので(人によっては)
自分で最後までやってしまう和田さんならではの発言でした。
いろいろなお仕事をされているけれど一環して心がけていることは
「一生懸命やること」だそうです。
あたりまえだけど、難しいよなぁ
仕事によって画風を変えていると
スタイルをしぼれ、とか、個性がないといわれることもあったそうです。
でも、クライアントによってそれぞれ違う業種なのだから、クライアントの仕事にあわせたものを作成したいと思っていままでやってきたそうです。
「オレはオレのやりかたでいいや」って。
いやだなぁって思ってるときはいい絵がかけない
クソ度胸 何回もいってました。
これをやったら失敗するんじゃないか・・・とか思わない。何とかなる!と思ってやるそうです。
向いていない仕事は断る。
お客さんが困らない、お客さんを困らせない 仕事の仕方が大事
などなど
お話を聞いているとなんてパワフルな方なんだろうと思いました。
そして、本当に絵が好きなんだなぁって
イラストレーターは受身じゃダメなんだな。
自分から発進・発信していかないと。
そうそう
和田さんが猫好きだからか?どうかわかりませんが
いつもは顔をみせない築地の猫ちゃんがパレットの入り口にたむろしてました。
頭なでたら猫パンチされた。
- Newer: 葉山の小道 100選 004
- Older: 葉山の小道 100選 003