2018年4月11日
落合恵子さん著書
「泣きかたをわすれていた」の装画を描かせていただきました。
装丁は鈴木成一さんです。
アネモネ、ルピナス、ユーカリポプラス、ヘデラベリー、ラナンキュラス…
さまざまな植物を、花を生けるように描きました。
主人公の冬子をはじめ、話の中に出てきた女性達は、
時に強く時に脆く、個性的で依存する事なく、
自分の足で立ち自立した、かつ孤独を漂わせる、一本でも存在感のある花のようです。
読み終えた時のそこはかとない寂しさは、
年齢を重ね、大切な人との別れを経験した事のある人にしかわからない感情かもしれません。
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